おしゃれな家という定義は、人によってさまざまです。その人の感性がそのまま家という形になって表れるので、「どんな家がおしゃれなのか」という考えをしっかりと事前に整理しておく必要があります。
もちろん依頼を請けたハウスメーカーや工務店などからも提案があると思いますが、注文住宅の場合は依頼者が方向性を決めることになります。「どんな家がおしゃれなのか」「どんなプランだと自分の願いがかなうのか」という点を考えましょう。
家族構成によって家の形状や間取りを決めるのは大前提です。建築雑誌やモデルルームのような間取りはカッコいいのですが、そこで生活したらどうなるかをイメージしたものではありません。あくまでも住む人が快適であることを優先してください。あまり流行を追いかけすぎると失敗の原因になります。家は見て楽しむものではなく、住むものです。
・おしゃれな注文住宅
せっかく注文住宅を建てるのならおしゃれな注文住宅にしたいと考える方も多いものです。
おしゃれな注文住宅のイメージを大きく左右するのは、パッと目に入る外観の形状と色と言えます。
シンプルな注文住宅はスタイリッシュなイメージで、少ない費用で建てられるメリットがありますし、複雑な形状の注文住宅は高級感のあるイメージですが、その分建築費用も高くなってしまうのです。
こうした違いがあることを理解して、外観をどのようにするのかを考える必要があります。
壁や屋根の色もイメージを変える要素ですが、外観はどんな組み合わせがおしゃれなのかは一概に言えないですが、奇抜なものは飽きやすいので避けた方が良いです。
ちなみに、最近はツートンカラーの注文住宅が人気で増えていて、全体的におしゃれな注文住宅になります。
それから、おしゃれというとその時の好みや流行が反映されやすくなりますが、住宅は何十年も住み続けるものです。
ですから最低でも10年後も飽きずに満足できる注文住宅を目指すことが、おしゃれな住宅づくりの秘訣と言えます。